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加湿器の電気代を比較|気化式・スチーム式・ハイブリッド式で1か月いくら違う?

PR公開日・情報確認日:2026年10月19日執筆:こだわり家電編集部

加湿器の電気代は、方式によって30倍近く変わります。毎日8時間使うと、気化式は1か月約100円、スチーム式は約3,000円。代表的な3機種のメーカー公表値から計算しました。

この記事のポイント

結論:方式別の電気代(1時間・1か月)

代表的な3機種を、それぞれ一番よく使うモードで比べました。1か月は「1日8時間×30日」で計算しています。

方式(機種)消費電力1時間1か月加湿量
気化式
パナソニック FE-KXW07・強
14W約0.44円約104円700mL/h
ハイブリッド式
ダイニチ HD-RX326・標準
最大161W最大約5.0円最大約1,198円300mL/h
ハイブリッド式
同・eco
最大11W約0.34円約82円160mL/h
スチーム式
象印 EE-DG50・加湿時
410W約12.7円約3,050円480mL/h

気化式の1時間あたりはパナソニックの公表値(約0.44円)です。そのほかは消費電力から計算しています。スチーム式は運転開始時の湯沸かしで一時的に985Wを使います。

加湿1Lあたりで比べると差はもっと大きい

機種によって加湿量が違うため、「同じ量の水を部屋に出すのにいくらかかるか」でも比べました。1時間の電気代を1時間の加湿量で割った数字です。

方式加湿1Lあたりの電気代
気化式(FE-KXW07・強)約0.6円
ハイブリッド式(HD-RX326・eco)約2.1円
ハイブリッド式(HD-RX326・標準)最大約16.6円
スチーム式(EE-DG50)約26.5円

電気代だけで選ぶなら、気化式が圧倒的に有利です。ただし加湿器は電気代以外の違いも大きいので、次の特徴もあわせて見てください。

方式ごとの特徴

気化式:電気代が最も安い。加湿はゆっくり

水を含ませたフィルターに風を当てて蒸発させる方式です。ヒーターを使わないため消費電力は数W〜十数Wで、電気代はほとんどかかりません。吹き出す風は室温より少し低くなり、部屋の湿度が上がるまでに時間がかかります。フィルターは定期的な手入れが必要です。

スチーム式:加湿が速く衛生的。電気代は高い

水をヒーターで沸かし、蒸気で加湿する方式です。水を沸騰させるので雑菌が繁殖しにくく、乾燥した部屋でもすぐに湿度が上がります。その代わり消費電力は数百Wあり、毎日長時間使うと電気代は月数千円になります。吹き出し口が熱くなる機種もあるため、小さな子どもやペットがいる家庭では置き場所に注意してください。

ハイブリッド式:モード次第で電気代が変わる

気化式に温風ヒーターを組み合わせた方式です。湿度が低いうちはヒーターで加湿を早め、設定湿度に近づくとヒーターを止めて気化式に近い運転をします。HD-RX326の場合、標準モードは最大161W、ecoモードは最大11Wと、10倍以上の差があります。表の「最大」は仕様上の最大値で、実際の平均はこれより下がります。

電気代を抑える使い方

まとめ:毎日長く使うなら気化式、速さと衛生面ならスチーム式

1日8時間、ひと冬(約4か月)使った場合、気化式は約400円、スチーム式は約1万2,000円です。リビングで長時間つけっぱなしにするなら気化式かハイブリッド式、寝室で短時間に素早く加湿したいならスチーム式、と使う場所で選ぶのがおすすめです。

この記事の計算条件
参考資料(2026年10月19日確認)
  1. アイリスオーヤマ「暖房器具の電気代を比較」(電力料金目安単価31円/kWh・2022年7月改定の記載)
  2. パナソニック 気化式加湿機 FE-KXW07 仕様
  3. ケーズデンキ ダイニチ ハイブリッド式加湿器 HD-RX326 商品ページ(仕様表)
  4. ケーズデンキ 象印 スチーム式加湿器 EE-DG50 商品ページ(仕様表)