電気毛布の電気代は1時間いくら?一晩・1か月の目安とエアコン暖房との比較
電気毛布の電気代は、「弱」なら1時間約0.7円、一晩(8時間)で約6円です。最大の「強」で使い続けても一晩20円以下。暖房器具の中でもっとも安く使える部類です。
この記事のポイント
- 電気毛布の消費電力は55〜75Wほど
- 温度が上がるとヒーターが止まるため、実際の電気代は定格より安い
- エアコンで寝室を一晩暖めるより、電気代は数十分の1
結論:電気毛布の電気代(1時間・一晩・1か月)
| 使い方 | 1時間 | 一晩(8時間) | 1か月(30日) |
|---|---|---|---|
| 「弱」(メーカー公表値) | 約0.7円 | 約5.6円 | 約168円 |
| 55Wで最大運転し続けた場合 | 約1.7円 | 約13.6円 | 約409円 |
| 75Wで最大運転し続けた場合 | 約2.3円 | 約18.6円 | 約558円 |
「弱」の約0.7円/時間は、アイリスオーヤマが定格60Wの電気毛布(EHB-FR1813B)について、室温20℃・「弱」で公表している数値です。下の2行は、定格消費電力のまま止まらずに動いた場合の上限の計算です。
定格の消費電力より安くなる理由
電気毛布の表示にある「55W」「75W」は、ヒーターが動いているときの最大の消費電力です。実際には、毛布が設定温度に達するとヒーターが止まり、冷めると再び動く、を繰り返します。そのため1時間ずっと55W使い続けることはほとんどなく、「弱」の実測に近い条件ではメーカー公表値のように1時間1円を下回ります。
逆に、室温が低い部屋や「強」で使い続けた場合は、上の表の上限に近づきます。
エアコン暖房との比較
6畳用エアコン(ダイキン S226ATES、暖房の定格消費電力470W)で寝室を一晩暖めた場合と比べます。
| 暖め方 | 一晩(8時間)の電気代 |
|---|---|
| 電気毛布「弱」 | 約5.6円 |
| エアコン(定格470Wで運転し続けた場合) | 約117円 |
エアコンも部屋が暖まると消費電力が下がるため、実際は表より安くなることが多いですが、それでも電気毛布との差は大きく残ります。眠るときだけ体を暖めたいなら、電気毛布のほうが電気代はずっと安く済みます。
一方で、電気毛布は部屋の空気を暖めません。着替えや朝起きたときの寒さが気になる場合は、起きる時間に合わせてエアコンをタイマーで動かす、という組み合わせが現実的です。暖房器具ごとの比較は暖房器具の電気代比較にまとめています。
電気毛布を選ぶときのポイント
- タイプ:体の下に敷く「敷き毛布」、上から掛けても敷いても使える「掛け敷き毛布」があります。掛け敷きは大きく、消費電力もやや高めです。
- 丸洗いできるか:コントローラーを外して本体を洗える製品が多くあります。毎日使うなら丸洗い対応が便利です。
- ダニ退治機能・室温センサー:一定時間高温にしてダニを減らす機能や、室温に合わせて自動調整する機能があります。
安全に使うための注意
- 高温のまま長時間使うと低温やけどの原因になります。寝るときは「弱」かタイマーを使ってください。
- 折りたたんだまま、または重ねて使うと局所的に熱がこもります。広げて使います。
- コードの断線やコントローラーの異常に気づいたら使用をやめてください。
まとめ
電気毛布は一晩約6円、ひと冬使っても数百円程度で、暖房器具の中でも電気代が非常に安い選択肢です。部屋全体を暖めるエアコンと役割を分けて使うと、寒さを我慢せずに電気代を抑えられます。
この記事の計算条件
- 電気料金単価:31円/kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価・税込、2022年7月改定)
- 計算式:消費電力(W)÷1000 × 使用時間(h)× 31円
- 製品の数値は、確認日時点のメーカー公表値・販売店の仕様表によるものです。
