冷蔵庫の買い替えで電気代はいくら下がる?10年前のモデルと比較
資源エネルギー庁によると、今の冷蔵庫は10年前と比べて約21〜30%省エネです。年間300kWhの冷蔵庫なら、10年前のモデルからの買い替えで年間約2,500〜4,000円安くなる計算です。
この記事のポイント
- 冷蔵庫は24時間動くため、省エネ性能の差がそのまま電気代に出る
- 今の冷蔵庫の年間消費電力量は本体のラベルや型番で調べられる
- 電気代だけで元を取るのは難しく、故障前の計画的な買い替えが現実的
10年前の冷蔵庫と比べてどれくらい省エネ?
資源エネルギー庁は、451〜500Lクラスの冷蔵庫を例に、今の冷蔵庫は10年前と比べて約21〜30%の省エネになるとしています。
この割合をもとに、買い替え後の冷蔵庫の年間消費電力量が300kWhの場合を試算しました。
| 省エネの割合 | 10年前のモデル | 減る電力量 | 年間の差 | 10年間の差 |
|---|---|---|---|---|
| 約21% | 約380kWh/年 | 約80kWh | 約2,472円 | 約2万4,700円 |
| 約30% | 約429kWh/年 | 約129kWh | 約3,986円 | 約3万9,900円 |
新しい冷蔵庫を300kWh/年と仮定した当サイトの試算です。実際の差は機種と使い方で変わります。
今の冷蔵庫の年間消費電力量を調べる方法
- 本体のラベルを見る:冷蔵室の内側や側面に、型番と定格内容積が書かれたラベルがあります。
- 型番で検索する:メーカーの公式サイトや価格比較サイトで型番を検索すると、年間消費電力量(kWh/年)がわかります。
- 買い替え候補と比べる:差のkWh×31円が、年間の電気代の差です。
冷蔵庫の年間消費電力量の測定方法(JIS)は2015年に改定されています。古い製品のカタログ値は測定方法が違う場合があるため、数字は目安として比べてください。
電気代だけで元は取れる?
年間の差が2,500〜4,000円なら、10年間でも2万5,000〜4万円程度です。冷蔵庫の本体価格を電気代の差だけで回収するのは難しいのが実際です。
それでも、10年以上使っている冷蔵庫は故障のリスクが高くなります。真夏に突然壊れると、急いで買うため値引きの少ない時期に選ぶことになりがちです。故障する前に、安い時期を選んで計画的に買い替えるほうが、トータルでは得になりやすいでしょう。
買い替えにおすすめの時期
冷蔵庫は8〜9月、3月、年末年始に安くなりやすく、特に3月は値引き幅が大きいとされています。詳しくは家電が安くなる時期カレンダーをご覧ください。新モデルとの差が小さい型落ちも狙い目です(型落ちの見分け方)。
まとめ
10年前の冷蔵庫から買い替えると、電気代は約21〜30%下がります。今の冷蔵庫の年間消費電力量を調べて、候補との差を計算してみましょう。
この記事の計算条件
- 電気料金単価:31円/kWh(全国家庭電気製品公正取引協議会の目安単価・税込、2022年7月改定)
- 計算式:消費電力(W)÷1000 × 使用時間(h)× 31円
- 製品の数値は、確認日時点のメーカー公表値・販売店の仕様表によるものです。
