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冬の部屋干しに衣類乾燥除湿機は必要?方式別の電気代と選び方

PR公開日・情報確認日:2026年10月20日執筆:こだわり家電編集部

冬の部屋干しで洗濯物2kgを乾かす電気代は、1回あたり約10〜24円。もっとも安いのはハイブリッド式、冬の寒い部屋で速く乾くのはデシカント式です。

この記事のポイント

結論:部屋干し1回あたりの電気代

各メーカーが公表している「衣類乾燥モードで約2kgを乾かしたとき」の数値で比べました。

方式(機種)乾燥時間1回の電気代
ハイブリッド式
パナソニック F-YEX120B
約90分約9.7円
ハイブリッド式・冬季条件
同(室温10℃)
約135分約13.1円
コンプレッサー式
コロナ CD-S6324
約136分約17.1円
デシカント式
パナソニック F-YZUX60
約108分約19.2〜24.3円

ハイブリッド式は1回あたりの消費電力量(312Wh、冬季423Wh)から計算。コンプレッサー式とデシカント式はメーカー公表の1回あたりの電気代です。試験条件はメーカーごとに異なるため、目安として比較してください。

毎日1回、1年で300回部屋干しすると、ハイブリッド式は約2,900円、デシカント式は約5,800〜7,300円になります。

3つの方式の違い

コンプレッサー式:電気代が安い。寒い部屋は苦手

エアコンの除湿と同じく、空気を冷やして水分を結露させる方式です。消費電力は200W前後と比較的少なく、夏や梅雨には効率よく除湿できます。一方、室温や湿度が下がると除湿量が減ります。コロナのカタログでも、除湿量は「温度や湿度が低下することによって減少します」とされ、使用できる室温は約5〜40℃です。

デシカント式:冬でも乾きやすい。電気代は高め

乾燥剤(ゼオライト)で水分を吸着し、ヒーターで温めて取り出す方式です。気温の影響を受けにくく、冬の寒い部屋でも除湿量が落ちにくいのが長所です。ヒーターを使うぶん消費電力が大きく、室温も上がります。

ハイブリッド式:季節を問わず使えて電気代も抑えやすい

メーカーによって仕組みが異なり、コンプレッサー式とデシカント式を組み合わせたものや、パナソニックの「エコ・ハイブリッド方式」のように2つの冷却機構で除湿するものがあります。本体価格は高めですが、年間を通して電気代を抑えやすいのが特徴です。パナソニックはF-YEX120Bの年間電気代を約3,841円(非冬季275回・冬季90回の衣類乾燥を想定)と公表しています。

冬の部屋干しで選ぶなら

住まい・使い方向いている方式
暖房のない寒い部屋・脱衣所で干すデシカント式
暖房した部屋で干す・梅雨や夏も使うコンプレッサー式
一年中毎日部屋干しするハイブリッド式

部屋干しを速く・安く乾かすコツ

まとめ

部屋干し1回の電気代は約10〜24円です。寒い部屋で使うならデシカント式、暖かい部屋や夏も使うならコンプレッサー式、毎日使うならハイブリッド式が向いています。冬は加湿器との使い分けにも注意しましょう。加湿器の電気代はこちらの記事で比較しています。

この記事の計算条件
参考資料(2026年10月20日確認)
  1. アイリスオーヤマ「暖房器具の電気代を比較」(電力料金目安単価31円/kWh・2022年7月改定の記載)
  2. パナソニック 衣類乾燥除湿機 カタログ(F-YEX120B ほか)
  3. コロナ 衣類乾燥除湿機 カタログ(CD-S6324 ほか)
  4. 家電 Watch「パナソニック、デシカント式衣類乾燥除湿機 F-YZUX60」