エアコンの「6畳用」は何畳まで使える?畳数表示の正しい見方
「6畳用」のエアコンは、6畳の部屋なら必ず足りるという意味ではありません。例えばダイキンの6畳用モデルは、冷房は6〜9畳、暖房は5〜6畳と表示されています。木造住宅や暖房をよく使う部屋では、ひとつ上のサイズも検討しましょう。
この記事のポイント
- 畳数表示の小さい数字は木造住宅、大きい数字は鉄筋住宅が目安
- 暖房の畳数は冷房より小さいことが多い
- 木造の部屋なら、小さいほうの数字が部屋の広さ以上の機種を選ぶ
畳数表示の2つの数字の意味
エアコンのカタログには「冷房 6〜9畳」のように2つの数字が書かれています。一般的に、小さい数字は木造住宅(和室)、大きい数字は鉄筋コンクリート住宅(洋室)を想定した目安です。
日立は、例として「暖房8〜10畳・冷房8〜12畳」の機種について、一戸建て木造平屋の南向き和室なら暖房8畳・冷房8畳、鉄筋集合住宅の中間階の南向き洋間なら暖房10畳・冷房12畳と説明しています。鉄筋の住宅は気密性が高いため、同じエアコンでもより広い部屋に対応できます。
実際の「6畳用」の表示
| 機種 | 冷房 | 暖房 | 暖房能力 |
|---|---|---|---|
| ダイキン S226ATES(おもに6畳用) | 6〜9畳 | 5〜6畳 | 2.2kW(低温時2.8kW) |
このモデルの場合、木造の6畳の部屋では、冷房はちょうど6畳、暖房は5畳までが目安です。冬に暖房をよく使う木造の6畳には、能力が足りないことがあります。
部屋に合ったエアコンの選び方
| 部屋の条件 | 選び方 |
|---|---|
| 木造住宅の部屋 | 小さいほうの数字が部屋の広さ以上の機種 |
| 鉄筋マンションの中間階 | 表示の範囲に部屋の広さが入っていればよい |
| 最上階・角部屋・西日が強い | ひとつ上のサイズを検討 |
| 暖房をメインに使う | 暖房の畳数で選ぶ |
| 寒冷地 | 寒冷地向けモデルや低温暖房能力を確認 |
ダイキンも、木造住宅の場合は小さいほうの数字が部屋の広さ以上になる機種を選ぶよう勧めています。日立は、少し大きめ(例:10畳の部屋に12畳用)を選ぶと効率よく運転でき、省エネにつながるとしています。
大きすぎるエアコンは損?
部屋に対して能力に余裕があると、エアコンは低い出力で効率よく運転できます。一方で本体価格は上がります。木造の部屋や暖房をよく使う部屋では、ひとつ上のサイズにする価値があります。
まとめ
「6畳用」は、冷房と暖房、木造と鉄筋で使える広さが変わります。木造の6畳で暖房もしっかり使うなら、8畳用も候補に入れましょう。エアコンの暖房の電気代は暖房器具の電気代比較で解説しています。
