ドラム式と縦型洗濯機、10年間の電気代と水道代を比較
洗濯だけなら、ドラム式と縦型の電気代はほぼ同じです。差がつくのは水道代で、毎日1回洗うと年間約5,500円、10年で約5万5,000円、ドラム式のほうが安くなります。
この記事のポイント
- 1回の電気代はどちらも約2.2円
- 1回の水使用量はドラム式約83L、縦型約139L
- 乾燥まで使うなら、ヒートポンプ式ドラムの電気代の安さが大きい
結論:1回・1年・10年の比較
パナソニックが同じ12kgクラスで公表している数値で比べました。1年は毎日1回(365回)洗う計算です。
| 項目 | ドラム式 NA-LX129F | 縦型 NA-FA12V6 |
|---|---|---|
| 水の使用量(1回) | 約83L | 約139L |
| 水道代(1回) | 約22円 | 約37円 |
| 電気代(1回) | 約2.2円 | 約2.2円 |
| 合計(1回) | 約24.2円 | 約39.2円 |
| 合計(1年) | 約8,833円 | 約14,308円 |
| 合計(10年) | 約8万8,330円 | 約14万3,080円 |
標準コースで洗濯のみ(乾燥なし)の数値。水道代は上下水道あわせて262円/m³(日本電機工業会調べ・2023年7月改定)、電気代は31円/kWhでパナソニックが計算したものです。お住まいの地域の水道料金で金額は変わります。
10年間の差は約5万4,750円です。水の量でいえば、10年で約204m³(お風呂およそ1,000杯分)の差になります。
乾燥機能を使うと差はもっと大きくなる
洗濯から乾燥まで機械に任せる場合は、乾燥方式の違いが電気代に大きく影響します。
| 乾燥の方式 | 洗濯〜乾燥1回の電気代 |
|---|---|
| ドラム式(ヒートポンプ)NA-LX129F・おまかせ 6kg | 約25円 |
| 同・省エネコース 6kg | 約20円 |
| 参考:ヒーター式 NA-SD10UB 5kg | 約62円 |
週3回乾燥まで使うと、ヒートポンプ式とヒーター式の差は年間約5,800円、10年で約5万8,000円になります。縦型の乾燥機能はヒーター式が多いため、乾燥をよく使うならドラム式(ヒートポンプ)が有利です。
本体価格の差もあわせて判断する
ドラム式は一般に縦型より本体価格が高めです。洗濯だけで使うなら、10年間のランニングコストの差(約5万5,000円)と本体価格の差を比べて判断します。乾燥まで毎日使う家庭では、ドラム式の差額を回収しやすくなります。
| こんな家庭は | 向いている方式 |
|---|---|
| 乾燥まで毎日使う・共働き | ドラム式(ヒートポンプ) |
| 外干し中心・泥汚れが多い | 縦型 |
| 設置スペースや搬入経路が狭い | 縦型 |
まとめ
洗濯だけなら電気代は同じで、水道代の差でドラム式が年間約5,500円安くなります。乾燥機能を使うなら、ヒートポンプ式ドラムの差はさらに広がります。容量の選び方は一人暮らしの洗濯機は何キロ?で解説しています。
参考資料(2026年10月20日確認)
